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第4回 しまいすぎ注意報にゃ!“見えない収納”の落とし穴
吾輩は猫である。名はキキ猫。
主(あるじ)は、たいそう片付け上手に見える。
机の上も、床の上も、棚の上もスッキリしておる。
――しかし、吾輩は知っている。
そのスッキリの裏には、**“開かずの収納”**が眠っていることを。
🐾 しまうだけでは、片付けたことにならぬにゃ
ヒトはよくこう言う。
「とりあえずこの中へ」「あとで見直す」「たまに開けるから」――
されど、その“あとで”は、たいてい来ぬのだ。
引き出しの奥、押し入れの段ボール、ベッド下のコンテナ。
そこには、二度と現れぬ日用品や、謎の書類、壊れた家電がひしめき合っておる。
モノとは、本来“使ってこそ”。
使われぬまま忘れられたモノは、心の重しとなって居座るにゃ。
🧭 キキ猫式・“隠しすぎ”チェックリスト
① 「最後に開けたのはいつか?」で棚を仕分け
半年以上開けていない収納には、“忘れモノ”が住みついておるかもしれぬ。
② “見える収納”を活かせ
透明ボックス、オープンラック、ラベル付きケース。
忘れず、見つけやすく、戻しやすい――これが理想にゃ。
③ 収納は“しまう”より“思い出せる”ことを優先せよ
記憶に残る場所に入れるか、入れたことをメモしておくとよいにゃ。
📦 キキ猫のおすすめアイテム
- 【半透明ボックス】:何が入っているか一目でわかる
- 【引き出し用ラベルステッカー】:書いて貼るだけで“記憶の地図”に
- 【収納棚ごとの点検日リスト】:忘れぬための猫の知恵袋
🐾 ひとこと哲学:
「見えぬからとて、なかったことにはならぬにゃ。忘れられたモノは、泣いておるぞ。」