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第5回 捨てられぬ症候群にゃ!“いつか使う”の呪文
吾輩は猫である。名はキキ猫。
今日も主(あるじ)のそばで、静かに暮らしぶりを観察しておる。
さて、前回は“隠しすぎ収納”の落とし穴について語ったが、今回は――
“モノが減らぬ本当の理由”について、触れねばならぬにゃ。
🐾 「いつか使う」にゃんて言葉、信用ならぬ
主が片付けを始めるたび、吾輩は耳にする。
「これ、いつか使うかも」「まだ使える」「もったいないから」――
しかしその“いつか”は、未来永劫やってこぬ。
そのモノ、ここ一年で本当に使ったこと、あったかにゃ?
📦 “捨てられぬ理由”に棲みつくもの
ヒトは、モノに感情をのせる。
思い出、期待、罪悪感、未来の可能性……
けれど、モノは使われねば、ただの“重し”となって場所を占拠するのだ。
🧭 キキ猫式・お別れの見極めリスト
- ① 1年使っていない → バイバイ候補にゃ!
- ② 同じ用途のモノが3つ以上 → “お気に入り”だけを残せばよい
- ③ “使わぬけど罪悪感” → 売る・譲る・寄付することで、心も軽くなるにゃ
🎁 キキ猫のおすすめ処分法
- 【フリマアプリ】:まだ使えるなら、次のヒトへ
- 【寄付】:地域のリユースセンターなどをチェックにゃ
- 【写真に撮って記録】:思い出だけ残して、モノとはお別れを
🐾 ひとこと哲学
「“いつか”より、“いま”必要かにゃ。
持つことより、手放す勇気が未来をつくるのだ。」